9/16に日本eスポーツ連合(JeSU)は、新型コロナウイルスの影響で未定としていた「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」を2020年12/20(日)および26(土)~27(日)に5タイトル9部門をオンラインで実施することを発表した。
eモータースポーツ部門であるGTSportは、一般の部・少年の部共に12/26~27に開催される。

昨年の同大会は「国体」として茨城県に選手が集まるオフライン大会で開催されたが、今年は選抜選手をオンラインで繋ぎ行われる事が決定した。

ではeモータースポーツ大会にとって、オフライン開催とオンライン開催ではどのような違いがあるのだろうか。

まずはプレイ環境の違いが挙げられるだろう。
主催者が用意したプレイ環境で行わなければならないオフライン大会では、プレイスキルだけではなくプレイ環境への順応力も問われる。
トッププレイヤーの中には、自身のプレイ環境をなるべく本番に近い状態で練習する選手もいたりするのだ。

更には昨年の同大会のように、観客が観ているステージ上でプレイするとなると、メンタルの強さも影響してくる。
そうした観点から見るとオフライン開催では、FIAGTCワールドツアーを始めとした大会経験の場数が多い選手がやや有力と言えるかもしれない。

またオンライン大会のネガティブな点を挙げると、やはりライブで選手達の表情やプレイ操作を観ることができないというのも大きい。
ゲーム画面のみの発信では、普段あまりeスポーツをプレイしない人に届けるのは難しく、オフラインで開催するのと比べると大会そのものへの注目度も低くなってしまうことは否めない。

選抜された選手からもこのニュースを受け、残念に思うという意見も多い。

しかしオンライン開催は、見方を変えればネガティブなことばかりではない。

オンライン開催では選手達は各々慣れたプレイ環境で戦うことになり、プレイ環境への熟練度はイコールになる。
更には大会本番直前まで、好きなだけ練習することもできるし、人前で行うという特別な緊張感は感じることがなくなる。

つまり全選手がより高いパフォーマンスを引き出せる可能性が高いのだ。

同大会のオンラインブロック予選では、予選レースでギリギリ通過した選手が決勝レースで優勝してしまったり、有力とされていた選手に勝利する選手もいたが、同じくオンラインでの開催が決まった決勝大会でも、大番狂わせで新たなスターが生まれる・・・かもしれない。

オフライン開催すらも中止になったタイトルもある中、オンラインではあるものの開催が決定したGTSportの全国都道府県対抗eスポーツ選手権。

各ブロックを突破した一般・少年各部代表24名が「最大限で」魅せてくれるレースを、おそらく行われるであろうストリーミング配信で是非見届けてほしい。

Leave a comment