3/29(日)にKMR様が主催された「KMR耐久~Supported by ELEV RacingDream~」へ、eRacer部代表でありレーシングドライバーの根本悠生、運営の岡田選手、そしてトレーニングクラスのドライバーとして一般公募よりだいとー選手の3名が“Team eRacer部”として参戦、賞典内で見事3位を獲得致しました。

3/29(日)にKMR様が主催された「KMR耐久~Supported by ELEV RacingDream~」へ、eRacer部代表でありレーシングドライバーの根本悠生、運営の岡田選手、そしてトレーニングクラスのドライバーとして一般公募よりだいとー選手の3名が“Team eRacer部”として参戦、賞典内で見事3位を獲得致しました。

■協賛企業様、団体様

■KMR耐久の目的

  1. 参加者の方に、学びの多いレースをして頂く
  2. iRacingの楽しさ、奥深さを広く知って頂き、多くの方に参加頂く
  3. iRacingの耐久レースを共に楽しむチームを数多く生み出し、育てる

詳しくはKMR様のホームページよりご覧下さい。
Racing Simulator Training Club KMR:KMR耐久

TEAM eRacerclub 参戦公式配信はこちら

■eRacer部 MX-5 公式リバリーを纏い参戦 リバリーは配布も有り!

 今回のKMR耐久はiRacingの楽しさ、奥深さを多くの人に知って頂き、そして参加して頂くという理念もあり、車両・コース共に無料コンテンツが選択されました。iRacingを始めると必ずプレイすることになるであろうMX-5と、日本でもロードスター・パーティーレース等で造詣の深い岡山国際サーキットという組み合わせで6時間という長丁場を戦い抜きました。

eRacer部代表で、今年はイタリアGT選手権への参戦が発表されているレーシングドライバー根本悠生選手
グランツーリスモでは既に高い知名度を誇る、茨城国体では京都府代表(1位通過)にもなった岡田(アペックス)選手

 チームメンバーは3名。eRacer部代表の根本、GTSportでは”いきいき茨城ゆめ国体”では京都府代表(1位通過)した経験もある岡田選手、そして一般公募させて頂いた中から根本とも親交のあるだいとー選手といったラインナップで戦いました。

 岡田選手は主戦場であるGTSportのみならず今年からiRacingの様々なレースへ参戦を開始すると、すぐにそのポテンシャルを発揮。KMR Cup 2020s1ではカップクラスでチャンピオンに輝きました。

 続くだいとー選手はトレーニングクラスのドライバーだが、日頃からrFactor2やAssetto Corsa等のPCシムをプレイするユーザーの一人。実は過去にKMR Cupへの参戦歴もあり、久し振りのiRacingイベントへの参加となりました。

 そして根本はシミュレーターでの走り込みはもちろんですが、岡山国際サーキットはFIA-F4や全日本F3選手権でも表彰台に立った経験のある相性の良いサーキット。しかしリアルとシムでは走り方の特性やコースの攻略方法が若干異なり、その修正に少し時間を取られることになってしまいます。

 またKMR耐久で初めてお披露目となったのが、上記画像にもあるiRacing MX-5 eRacer部公式リバリー。今回もHiMA RACiNG KiWAMi様とコラボレーションし、GTSportのロードスターTCのデザインコンセプトを踏襲した新リバリーを製作致しました。新たなスポンサーや協賛企業様のロゴも掲載され、新たな心持ちで参戦致しました。

 こちらのリバリーはTrading Paint上でシェアされておりますので、部員の方もそうでない方もご自由にお使い頂けます。特に部員の方は是非お使い頂き、協賛企業様へ最大のお返しができるよう、全力でレースに挑みましょう。
https://www.tradingpaints.com/showroom/view/246100/EspertoeRacer-club-Global-MX5

■ハイレベルな予選を岡田選手が6位で通過

3/29(日)にKMR様が主催された「KMR耐久~Supported by ELEV RacingDream~」へ、eRacer部代表でありレーシングドライバーの根本悠生、運営の岡田選手、そしてトレーニングクラスのドライバーとして一般公募よりだいとー選手の3名が“Team eRacer部”として参戦、賞典内で見事3位を獲得致しました。

 1時間半の練習走行を終え、30分間の予選に挑んだチームeRacer部。今回のKMR耐久の予選では複数人のタイム合算ではなく、代表者のアタックによるベストラップが採択されるということもあり、チームのエースでもあり練習走行でもベストラップを刻んでいた岡田選手が予選を担当。

 参加台数は12台だった為ある程度クリアラップが取れるのではと予想していたのですが、今回のKMR耐久は国内のトップiRacerの方々が沢山集まっていたこともあり、開始早々からスリップストリーム獲得を意識した位置取り合戦が勃発。一筋縄ではいかない、非常にレベルの高い予選となりました。

 岡田選手はスリップストリームを上手く使いつつタイムを更新し続ける展開。ファイナルラップに更なる更新を目指しアタックをすると、最終セクターでトラフィックに遭遇しつつもベストラップを叩き出し、総合6番手を獲得しました。

岡田選手 予選コメント

「KMRカップ参戦の時点から、グランツーリスモ歴が長い僕とトップiRacerとでは岡山国際サーキットへの熟練度の差を感じていて苦戦を予想してましたが、それが的中した結果にはなりました。 しかし差はレースなら埋められる範囲でしたし、今回はチーム戦ですから、6番手スタートは決勝に向けては前向きに捉えて挑めましたね 」

■安定した走行を重ね着実に順位アップ。終盤に唯一のミスを犯すも、最終的に賞典内3位を獲得

 3月29日(日) 14時半頃、6時間に及ぶ耐久レースがスタート。耐久レースとはいえ第一スティントは皆アグレッシブに攻める様子を見せており、白熱したバトルが随所で見られました。岡田選手はグランツーリスモでの耐久イベントへ参戦した際の経験を活かし、上位陣の激しい争いを集団の後方で静観する形で展開を進めていきました。

 そんな戦略が功を奏し、ライバルよりもピットインを数周遅らせることに成功。根本にバドンタッチすると、ここで情報収集の意味も含め適切なリフト&コーストや回転数制限による燃費走行を実施。ラップタイムの変化と燃費向上率のデータを収集し、残りの3時間の戦略を改めて練ることとしました。その結果、過度な燃費走行は必要ないということが分かり、後半の数周はフルスピードで走行。そのままだいとー選手へとタスキを渡しました。

 たいとー選手はトレーニングクラスながら、計測一周目から素晴らしい安定感のある走りを披露。路面温度が上がるにつれてグリップダウンに悩まされる難しい状況でしたが、それをものともせず力強い走りでチームに貢献しました。また当然エキスパートクラスや速いカップクラスの車両には中々ついていけないところを、上手くスリップストリームを獲得し格上相手に健闘するなど、クレバーな走りを見せました。

 今回はインシデント数が10incを超えるとペナルティという独自ルールの下で運用され、このペナルティをいかに受けないかという所も勝敗を分ける重要なポイントでしたが、6時間で3incに抑えきるという素晴らしい走りを見せました。岡田選手のハイペースにも助けられ、目立つような仕掛けや戦略等は無かったものの、結果的に賞典内2位まで順位を上げることに成功しました。

 最後の根本選手→だいと選手のピットストップを終え、このまま順当に2位で終了できるかと誰もが安心しきった矢先、なんと最後のピットストップの際の給油量が少なく、最後まで走り切れない可能性があることが判明。

 この時点で3位に転落してしまうことは確実だったものの、その順位を守り切るべく作戦を急遽変更。丁度スリップストリームを使える位置を獲得していたこともあり、その車両に引っ張ってもらいながらギリギリまでスティントを伸ばすことに。結果的にこれが功を奏し、緊急ピット後も4位と5秒差の3位を維持することに成功した。

 最後にあわや大惨事という痛恨のミスがあったものの、最小限のダメージに抑えることに成功。そのままだいとー選手が最後まで走り切り、無事に賞典内3位を獲得致しました。

■決勝ドライバーコメント

根本選手

「個人としてもチームとしても、初めてのiRacingを使用した耐久レース参戦でした。システム面が本当に素晴らしく何不自由なく争えたのは、iRacingならではの楽しさだったなと実感しております」

「レース自体はチームで定めた当該スティントの課題をしっかりこなし、またそれが想定と異なる結果でもなるべく早く順応する、といった点意識していたこともあって、僕個人のスティントとしては中々納得いかない部分もあるものの、全体としては非常に良いペースを維持することができたのではと思います」

「最後の最後で取りこぼしたものの、それでも賞典内3位という結果で終えられたことにホッとしております。またこのような企画があれば是非参加したいと思います」

岡田選手

「僕はスタートと、大体4時間経過からの1時間の2スティント担当しました。 スタートでは予選順位から少しでも上げて繋げたかったので、1周目は勝負所と見てました。 狙い通りに245号車を抜いてからは2番手争いの中で大人しく狙ってましたが、後ろからバトルを見ている状況は楽しかったですね! 結構引っ張りましたが、後で振り返ると詰まってたので早めにピット入れても良かったかもしれません」

「 2スティント目は後方から来た68号車の武藤選手との絡みがハイライトだったと思います。 すぐ譲って引っ張ってもらうのが理想なのは走ってても分かってましたが…なかなか武藤選手に追いかけられるってシチュエーションないじゃないですか笑。 なので3周だけ、どれだけ抵抗できるか試してみて、抜かれてからは走りを見て着いていけるか試してみての、学び多いスティントとさせて頂きました。 しかし、正直なんであれで曲がっていくのかな?って疑問が増えてしまいましたので、精進していきたいと思います」

「結果としては2位にいたのに燃料給油トラブルで余計にピットが増えてしまい、3位と少し残念な事もありましたが、KMRカップでも常連が集うこの耐久で上位争いできたのはチームとしての技量平均値の高さが無いと無理でしたので、チームメイト2人の活躍に感謝しています。 ありがとうございました!

だいとー選手

「KMR耐久に参加された皆さん、大変お疲れ様でした。今回僕は、eRacer部の部長である根本さんと交流があることから、eRacer部のトレーニングクラス枠ドライバーとして参加させて頂きました」

「自分の1スティント目は路面の状況なのかタイムが伸び悩む一方、安定して走ることを第1にしていました。しかし、順位を争っていた68号車を後ろから突っついてしまったので、申し訳なさと後味の悪い結果で終わってしまいましたね…。68号車の方申し訳ございません」

「名誉挽回で迎えた最終スティントは、まさかの燃料トラブルで根本さんと大慌てでした(笑) ただ、前に居た他チームの車がペースメーカーをしてくれたおかげもありますが、安定したラップタイムを刻めたことと、的確なピット指示により大きく順位を下げることはありませんでした。燃料トラブルが無ければ、後ろから猛追していた6号車から逃げきれた可能性もあったと思うので、個人的には満足出来るスティントでした」

「燃料トラブルも最低限のロスで乗り切り、順位は1つ落としましたが、3位でフィニッシュ出来たので良かったです。もちろん、チームメイトの岡田さんと根本さんのおかげです(笑) そんな2人と6時間共に走れたので本当に楽しく貴重な経験でした。ありがとうございました!」

「僕はあまりiRacingで遊ばない人間なのですが、KMR耐久のようなチーム戦を気軽に出来ることがiRacing、引いてはレースシムの最大の魅力なのかなと思います。eRacer部はそんな魅力を伝えるための活動をされている事をTwitter等で見受けますし、今後もその活動を微力ながら応援させて頂けると、今回のKMR耐久に参加した意味があるのかなと思います。また機会があればiRacingで走りたいです! 」

■KMR耐久ではeRacer部ファミリーも大健闘。 DRAPOJI Sim Sports Racingは賞典内2位を獲得、HiMA RACiNG KiWAMiは賞典協賛チームとして参戦

 KMR耐久へはeRacer部の関連企業様やチームも参戦。eRacer部のロゴを掲出したオリジナルリバリーで参戦しており、中でも”DRAPOJI Sim Sports Racing”は終盤のTEAM eRacer部の緊急ピットインによって賞典内2位に踊り出る快挙となった。

 またHiMA RACiNG KiWAMiは今回の耐久レースの上位3チームに送られる記念画像のデザイン面での協賛を実施。一チームとしてレースに挑むのはもちろん、KMR耐久の運営の一員としての役目をしっかりとこなした。

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