Esperto – eRacer部は2020年5月15日(金)に開催されたAUTOBACS JeGT GRAND PRIX ROUND EXTRA @ONLINEに参戦した。今大会のプラットフォームにはプレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』さ採用され、車両カテゴリーはGr.3から選択となり、Esperto – eRacer部はランボルギーニ・ウラカン GT3を選択。

 Esperto – eRacer部のドライバーはスーパーFJへの参戦経験があり、eモータースポーツ大会での実績も兼ね備えた草野貴哉選手、普勝崚選手が務めた。

 eRacer部が参戦するTEAM BATTLE(チーム戦)は3レース行われ、それぞれのレースの決勝順位に応じてポイントが与えられ、3レースでの総合順位を争うイベントだ。スターティンググリッドは第一レースのみ予選タイム順で決定され、第二レース、第三レースはそれぞれ前のレースの決勝順位で決定される。

・第一レース ラグナ・セカ(5周)

ドライバー:草野貴哉

公式予選:2位 決勝:2位

 6分間の公式予選では計測4周目に1分21秒795を記録し2番グリッドを獲得。決勝ではポールスタートのBeatrush by LAILE アテンザを追う形でレースが展開。トップに2.8秒のギャップを開けられる形となったが草野貴哉選手が初参戦となったJeGT GRAND PRIXを2位表彰台を獲得した。

・第二レース 富士スピードウェイ(5周)

ドライバー:草野貴哉

グリッド:2位 決勝:4位

 ランボルギーニ・ウラカンGT3が得意とする富士、2周目の2コーナーでBeatrush by LAILE アテンザをオーバーテイクしトップ浮上。しかし3週目のコカコーラーの縁石で滑り、コースオフ。順位を8番手まで落としてしまうも上位勢の多重クラッシュやペナルティもあり、4位で荒れたレースを終えた。

・第三レース 鈴鹿サーキット(10周)

ドライバー:普勝崚

グリッド:4位 決勝:5位

 1週目、2週目のヘアピンでオーバーテイクに成功し、一時2番手まで順位を上げるも、激しいトップ集団の隊列の中レースを強いられた。そんななか、5周目のヘアピンで他車から弾き出される形でコースオフ。ポジションを一時7番手まで落とすも、粘りの走りを見せ5番手まで順位を取り戻しチェッカーを受けた。
 第三レースを5位でゴールしたことで、Esperto – eRacer部はポイントランキング総合3位を獲得、初参戦となったAUTOBACS JeGT GRAND PRIXを入賞で終えることができた。

・コメント

草野貴哉(第一レース、第二レースドライバー)

「1レース目の予選で2番手につけたことはうれしかったですし良い位置からのスタートができそのままの順位で終われたのでいい流れができてたと思います。2レース目の富士はウラカンがストレートスピードが伸びるので2周目にトップにたてたので逃げ切る作戦でしたが、コカコーラーの縁石に乗った瞬間リアがリバースしてしまいスピンしてしまい、落としてはいけないレースを落とす形となりました。ただ3レース目の普勝選手の力強いレースをしてくれたおかげで総合3位入れたことはとても嬉しく思います。たくさんの方々から応援のお言葉をいただきまして本当にありがとうございました」

普勝崚(第三レースドライバー)

「3レースのうち先の2レースが草野選手の担当でしたが、1レース目での素晴らしい仕事をしてくれて、2レース目でもミスをしながらしっかりリカバリーしてくれました。今回のルール上、2レース目の決勝結果が3レース目のスタート順位となるため4位スタートとなりました。総合優勝を獲得するためにはここで勝たなければ行けないと思っていました。レース始まって2位まで順位が上がりましたが、1位から6位まで接近戦となり大きく順位が前後しました。その中で他車との接触によりスピンしてしまい、大きく順位を落としてしまいました。しかし諦めず追い上げて最終的に5位でチェッカーを受け、総合3位を獲得することができました。嬉しくも悔しい結果となりましたが、いい勉強になりました。この度は沢山のご声援ありがとうございました!」

根本悠生(eRacer部 部長)

「予選では両選手共に持ち前の速さをしっかり掲示することができ嬉しく思います。第一レースは草野選手がうまく纏めてくれましたが、第二・第三レースでは速さは見せられたものの結果に繋がらない悔しい結果となりました。次戦が開催される暁には改めてチャレンジし、優勝できるよう頑張ります!」

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